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ガーシュウィン ピアノ協奏曲ヘ長調 第3楽章 [音楽]

アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンは、ミュージカル音楽を数多く手がけ、その曲はスタンダードナンバーとして、世界中の人々に愛されています。
中でも、ジャズとクラシック、どちらに分類すべきか意見が分かれる彼の楽曲はシンフォニックジャズと呼ばれ、世界中で評価されました。

私がミュージカル映画が好きな理由は、音楽が生きた躍動感と一体化し、タップやバレエなど美しい映像と楽しめる事。
軽やかで明るくて、さらに言うなら古き良きアメリカの30年~50年代、ミュージカルを量産していたMGM映画は、時代ではありますが優雅さと贅沢さが惜しみなく出され、まるで夢のような世界を作り出していたのです。

「アメリカ交響楽」(1945)や「巴里のアメリカ人」(1951)、「ポーギーとベス」(1959)には、全編に渡ってガーシュウィン作品が流れて、洗練された曲の数々を堪能する事が出来ます。
その中でも「巴里のアメリカ人」は、MGMの中でも特に芸術色が濃く、フランスの印象派絵画をバックに繰り広げられるシークエンスなど、見どころがいっぱいです。

オスカー・レヴァントは、登場人物の一人としてしがない音楽家に扮し、空想の中で演奏、ピアノ協奏曲ヘ長調、第3楽章を披露します。
実際にガーシュウィンの友人であったオスカー・レヴァントですが、優れたピアニストで、歌って踊れる俳優でもありました。
「アメリカ協奏曲」で映画デビューし、「ブロードウェイのバークレー夫妻」や「バンドワゴン」にも出演。
不機嫌で気難しくて、いつも煙草をふかしていて、皮肉っぽい言動を放ちつつも何故か憎めないキャラ、心の奥底に人情味を隠し持っている、そんなアクの強い人物として登場しています。
実際の彼も、独特の存在感を持った人柄であった様です。


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画期的な作品の数々を生み出したガーシュイン。
彼は若くして世を去ってしまいましたが、名曲の量産という偉業を成し遂げました。
もっと長くこの世に留まれたら、私達はさぞかし多くの名曲を聴く事ができたのではないかと残念です。
しかし、ワーカーホリックで病魔に侵されながらも超過密スケジュールに堪え、亡くなる直前まで作曲に精力を注ぎ切った事を考えると、魂の世界で絶対的な安らぎが訪れた事は彼にとってある意味、喜ばしい事だったのかも知れません。



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