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がんについて [雑記]

日本人は2人に一人ががんになり、3人に一人ががんで亡くなると言う、がん大国です。
にもかかわらず検診率は半分にも満たない事から、がんに対する意識はあまり高いとは言えず、それはどこか他人事と言う気持ちがあるからではないかと思います。
また、がんイコール死の病という認識から、どこか見ないで済ませたい、避けてしまいたいという気持ちもあるでしょう。

私も、父親が進行した胃がんになって初めて、予防も含め知っておく事の大切さ、普段、健康であっても、自覚症状がなくても、検診を定期的に行う事の大切さを知り、父は身を持って教えてくれたと思います。

健康への意識が高い方にとって、今さら?と思われるかも知れませんが、がんとは何か、どのようにしたら防げる確率が高くなるか、がんに対し関心を持ち、知って頂きたいです。
生涯でなる確率は二分の一、自分は大丈夫などと決して言えない病です。
万一なったとしても、それを受け入れ、最善を尽くす事が大事。
敵と戦うには、まず、敵の性質を知る事から。
慌てず騒がず対処するため、あらかじめ予習をし、知識を持っていれば余裕も生まれます。
がんに対して特別な病と言う意識は捨てて、是非、皆様も正しい知識を取り入れて下さい。
中川恵一先生の本などは、とても読みやすく分かりやすかったので、私も理解が深まりました。
そこで得た知識など、少し覚書させて頂きます。


まず、2人に一人ががんになると言う数字は、高齢者になると罹患率が急激に増えてくるため。
がんは細胞の老化現象とも言え、平均寿命が世界一の日本だからこそ増えた、人生のトータルで考えれば決して珍しくない、ありふれた病気です。

昔、日本人の死亡原因の1位は結核でしたが、抗生物質のお陰で激減、次に脳卒中が1位になり、栄養状態が良くなって血管のもろさがカバーされると、1980年代からはがんがトップになっています。
団塊の世代とそれ以前の方々の幼少時には、冷蔵庫が普及しておらず、衛生状態があまり良いとは言えない環境で育ち、ピロリ菌が定着していたり、また、塩辛い食事習慣を持つなどで、胃がんにかかりやすい世代でした。
時代が進み、食生活が欧米化すると、動物性脂肪の過剰摂取、運動不足などから、大腸がん、前立腺がん、乳がんなどが増えてきました。

がんは遺伝すると言われますが、がんを抑える遺伝子に異常があり、それが受け継がれると家族性腫瘍となる様です。
しかし、それはがんの中でも5%との事。
なので、大部分のがんは遺伝ではなく、生活習慣に拠るものだそうです。
家系にがんの人はいないから大丈夫、などと決して思わないで下さい。
父も、祖父が倒れた原因の脳溢血の方ばかり気を付けていたので、がんへの意識が抜け落ちていたのです。

がんになる原因の多くは、喫煙による有害物質が最も多く、世界からタバコが無くなれば、がんは2割減ると言われています。
そして、飲酒や食生活、運動習慣などの生活習慣と続きますが、どんなに気を付けていても、なる時にはなってしまいます。
しかし、気を付けている人とそうでない人を比べれば雲泥の差であり、やはり生活習慣を整える事で予防が出来る病気なのです。

がんは、恐ろしい病には違いありませんが、元々は、細胞分裂のコピーミスの出来損ないです。
寝ても覚めても、日々、免疫細胞が抹消してくれるのですが、自分のDNAを持った細胞なので、異物として判断し難く、見過ごされやすい面があるのです。
歳を取る程、細胞分裂は繰り返されて行きますが、その度にDNAの傷は蓄積して行き、さらに免疫の働きは衰えて行く一方。
長生きすればするほどがんは増えて行くのです。

「はたらく細胞」は、とても大好きなアニメですが、この世界(生命)の平和と秩序を守るため、役割を持ったそれぞれの細胞達が、懸命に使命を果たそうとする姿はとても感動的で、愛おしく、もっと細胞達の住むこの世界(身体)を大切にして行きたい、と思わされる漫画です。
がんからすれば、「がん細胞」の回で擬人化したがんが言っていた様に、僕はただ生まれてきただけなのに、なぜ殺されなきゃならないんだ!と言う思いかも知れません。
しかし無秩序に広がり、増殖し続けるがん細胞は、生命の維持を妨げ、破壊するだけの敵。
免疫細胞と、激しい戦いを繰り広げます。

私達の細胞は、新陳代謝によって1~2%の細胞が毎日死んでゆき、その分、新しく分裂し埋め合わせをしてくれていますが、受精卵から出発して約50回分裂すると、それ以上は分裂しなくなります。
人を含めた多細胞生物のDNAは、ひもの様な形をし、端っこ(テメロア)があります。
分裂の度に、テメロアは複製できないので短くなって行き、通常の細胞は約50回複製すると、帯が短くなり、これ以上は無理と言う所まで来て限度となるのです。
私達に寿命があるのはそのためで、何の病気にもならなくても大体120歳ぐらいが最大の寿命と言われています。

しかし次に命を繋ぐ、精子と卵子が結びついて減数分裂した生殖細胞は、テメロアを修復する酵素によって、分裂を繰り返してもテメロアがリセットされ、またゼロからのスタートになるそうです。
個体としての死を運命付けられた私達ですが、性を持つ事で、永遠に多様な遺伝子を繋いで行ける仕組みを持っているのです。

一方、大腸菌の様に、環境さえ整っていれば無限に増殖する生物のDNAは、輪っかになっていて終わりがありません。
不死細胞と言われているがん細胞にも果てがありません。
プールに広がる大腸菌と同じように、環境さえ整っていれば、いつまでも増殖を繰り返します。

がん細胞はもともと体の細胞ですから、分裂回数に限度があるはずなのですが、生殖細胞と同様テメロアを元に戻す事が出来るのだそうです。
世界中で、がんの研究に使われているヒーラ細胞は、米国のヘンリエッタ・ラックスさんの子宮頸がんから採取されたもので、亡くなられてから70年近く経ってもヒーラ細胞は生きています。

私達の細胞は本来、一つの村の様に秩序を乱さず、個々の受け持ちを守って、協調し合って生きており、時に自分が全体のために不要になると、自分で自分を殺す事もします。(おたまじゃくしのしっぽなど)
多細胞から成る生き物は、不都合な細胞なら死ぬ仕組みも組み込まれているのです。

地球に初めて誕生した生物は、無限に増殖し続ける不死でした。
全体のために死ぬと言う機能は、後から付け加えられたもの。
DNAの死ぬ機能が、なんらかの理由で傷がつき壊れてしまった、栄養がある限り生き続ける不老不死の細胞、それががんです。
こういった事から人類にとって、がんは、先祖返りとも言われています。

がんが進行して命を落とす大きな理由は、がん細胞が、正常な細胞の分まで栄養を奪って衰弱するためです。
がんは分裂するスピードが速く、大量のエネルギーを必要とするため、患者さんは必ず痩せて行きます。
そして、さらに栄養が取り込める場所へと新天地を求め、移転して行きます。
やがて塊になると、他の臓器の機能を阻害するようになります。
決まりを守らないがん細胞は、無秩序に増殖しながら、勝手に移動し、どこまでも身体を破壊して行くのです。
それによって身体が死んでしまえば、がん細胞も一緒に共倒れになると言うのに・・・。
これは、自然破壊によって地球の循環機能が失われた時に、自分達も自滅すると言う、人類の成り行きの様です。

人類は、地球上のどの生物よりも脳が発達したおかげで、他を凌駕し、生き物の頂点に君臨しています。
けれど、欲望や都合を優先し、必要以上にエネルギーを消費し、自然を破壊して行く。
温暖化と異常気象を作ったのは人間の所業ですし、私達は、涼しい部屋で快適に過ごしているけれど、そのツケを他の生き物達が負って、逃げ場がない暑さの中、命からがらの状況で生き延びていると思います。
人間に生まれて申し訳ない気持ちにもなります。
時を経て、取り返しがつかない所まで行った時に、人類は地球と共倒れになるがん細胞だったと気付く事になるのでしょうか。

1個のがん細胞から、発見できる大きさになるまでには10年~20年かかると言われていますが、その後は雪だるま式に大きくなって行きます。
初期には自覚症状などありません。
痛みを感じた時にはもう手遅れの事が多いのです。
自分は元気と思う時に検診に行っておく事が何より大切です。
私も初めて胃カメラ検査に行ってきましたが、麻酔で眠っている間に検査して頂けたので、苦痛はほとんど感じませんでした。
こういった方法もあるので、是非、気軽に受けて下さい。

中川恵一先生は、本の中で、進行したがんは鳥かごから逃げ出した鳥に例えています。
早期がんの治療は、鳥かごの中の鳥を捕まえるようなもの、さほど難しくない。
ある程度進行してしまうと、今度は部屋の中にまで飛びまわってしまっている状態で、捕まえようと思えば捕まえられる。
しかし、他の臓器に移転してしまっているがんは、鳥が部屋の外へ飛んでしまった状態なのだと。
大空へ飛んで行ってしまった鳥を捕まえるのは、容易ではありません。
移転する程のがんは、抗がん剤やあらゆる免疫を潜り抜けて来たがんであり、凶悪化を増し、タチが悪くなっているからです。
しかし、世の中には末期がんからの生還を果たす人もいるので、鳥が自分から鳥かごへ戻る様な奇跡もあると、中川先生は書いておられます。

がんと言っても種類は千差万別、様々なタイプがあり、根治しやすいがん、難治性のがん、ウイルス性のがん(がんそのものがうつる訳ではなく、ウイルスが原因で遺伝子に傷が出来るタイプ)、進行が早いがん、遅いがん、性ホルモン依存型のがんなど。
治療は、手術、化学療法(抗がん剤治療)、放射線治療などを組み合わせて行い、そして緩和ケアと続きます。
それぞれの性質を見極め、治療する事が大事です。
標準治療は、イコール推奨された最善の治療と言う事。
名前から言うと並みたいなイメージですが、お金を掛ければそれだけ良い治療が出来るというわけではありません。
国立がん研究センターなどの、信頼できるサイトから情報を集め、怪しい民間療法に引っかからない事が大事です。

国立がんセンターは蟹のマークですが、癌の塊は蟹の甲羅の様に固くなるためとの事。
江戸時代では、表面に出ている癌しか診断が付かなかったので、癌と言えば乳癌(乳岩)を指していた様です。
また、徳川家康の死因も胃がんであったとか。
鯛の天ぷらによる食あたりと言う事ですが、食してから数か月も経っている事、食欲不振、胃の辺りが硬かったと言う事から、胃がんであった可能性が高い様です。
がんは昔からあり、古代ギリシャのヒポクラテスはがんをカルキノス(蟹)と呼び、人間の身体の中にハサミを使って侵入し、肉をことごとく食べ尽くしてしまう邪悪な蟹であると考えたらしいです。

悪性腫瘍には、「癌」の様に上皮組織に出来るもの、その他にも骨肉腫や、白血病などもあり、全てを含めた広義の意味で、「がん」と言うのだそうです。
なので、全ての悪性腫瘍を診療の対象としているため、国立がんセンターの「がん」はひらがな表記なのだそうです。

本で読んだ中で、とても良い例えがあったので書かせて頂くと、交通事故で死を避けるには、安全運転とシートベルト着用をする事ですが、これをがんで死なないために例えると、良い生活習慣(安全運転)と、定期的ながん検診(シートベルト着用)が当てはまります。
万一、交通事故に巻き込まれても、シートベルト着用によって助かる確率は格段に高くなります。
がんになったとしても(事故に巻き込まれたとしても)、早期発見によって命を落とさずに済みます。
早期発見で治癒率は9割にも上るからです。
しかしどんなに安全運転を心掛けて、シートベルトを着用しても、巻き添えを食うなど、交通事故死を完全には避ける事は出来ません。
がんも、生活習慣を整えて、検診を怠らなくても、すい臓がんなど発見し難いがんになる事もあり、運だったと言う他はない場合もあります。
それでもこのセットが大切で、命を落とさないためには有効なのです。
食生活と運動習慣などの生活習慣と、定期的ながん検診の二段構えが大切なのです。

がんは、ゆっくり体の機能が落ちて死ぬことが出来る病。
ある程度、死が予見できる病です。
脳卒中や、心筋梗塞と違い、突然死する事はありません。
その間、心行くまでお別れが出来るし、感謝の言葉も伝える事が出来る。
人生の総仕上げ、店じまいも自分の意志で出来る。
悔いのない様に時間を過ごし、人生や死に対して思索を深め、尊厳を失わず死に臨む事が出来る。
中川恵一先生も、本の中で、死ぬならがんが良いと書かれています。

日本人は、死を忌み嫌って、まるでないかの様に避けてしまう傾向があると思います。
私もそうでした。
しかし、今、生きている人もいずれ死にますし、生の数だけ死があって、病気にならなくても死亡率は100%なのです。
死の恐怖を意識すれば怖いかも知れませんが、全て受け入れ、自然の成り行きに任せられるのだとすれば、優しい病だと思います。


父は胃を全摘出来たお陰で、普通の日常を送れるようになりました。
しかし、その後に続く抗がん剤治療は、79歳の身でやはり負担が大きく、だるさと食欲不振で体力が落ちてしまい、計画していた温泉旅行もキャンセルしてしまいました。
生来の我慢強さから元気な顔を見せてくれるものの、大変な状況には違いなく、娘としては日夜、心配が頭を離れません。

親をケアする事は、不思議と自分の癒しに繋がっている事に気付きました。
何か心の根底に温かいものがこみ上げ、満たされる思いがあります。
人間のこの世でのスタートは、何も持たず、何も出来ない赤ちゃんの姿で生まれ、そこから当たり前の様に全てをしてもらい、育ててもらっています。
歳を取ると、成長とは反対に、食事量は減り、少しずつ動けなくなり、寝ている時間も多くなり、そして最後には枯れる様に旅立って行きます。
人間の道行く先は、まるで逆回転を見る様に、最後には赤ちゃんに戻ってしまうのと同じだと思います。
子供は親にケアしてもらい、一人前に育ててもらい、その愛情を忘れず、今度は子供が年老いた親をケアする。
恩返しができる事、優しさをためらいなく発揮できる事、そのため自分も癒される思いがするのかも知れません。
高齢者のがんはありふれた病気、一種の老化現象として認識すれば、あまり深刻にならずにすみます。

遠慮深く、控えめな父なので、悪いね、ありがとね、と気を遣わせてしまう位なのですが、これからも、父が少しでも良い時間を過ごせる様、そして、悲しむ母を少しでも励ませる様、出来る事をして行きたと思っています。



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熊野詣 ~お知らせ~ [雑記]

先月、父親の大病が発覚しました。
80近い年齢もありいつ何が起こるか分からない状態、離れて暮らしているため、少しでも側に付き添いたい気持ちでいっぱいです。
そのため申し訳ないのですが、鑑定はしばらくお休みさせて頂きます。
しかし、今、お預かりしている分は、時間を掛けながら観させて頂きます。

ブログを始めた8年間で一番の危機、やはり気持ちに余裕がなく精いっぱいだと、人様の事を深く考える良い鑑定が出来ないだろうと判断しました。
星回りにも表れていますが、それを冷静に書くのも心が痛むので、時が過ぎ振り返った頃、書かせて頂くかも知れません。
鑑定に一区切りつける意味で、記念碑的にこれまで頂いてきたご感想や、関係ない事、気晴らし的な記事をアップするかも知れませんが、ブログは細々と続けて行く所存ですので、どうぞよろしくお願いいたします。

熊野詣をした和歌山旅行では、熊野本宮大社で頂いたおみくじが、自分の状況に的確に当てはまっていました。
今の私にとって、一番必要なメッセージを下さる神様の愛に涙が溢れそうになり、そしてありがたく、心強くもありました。

「水におぼれず、火にまたやけぬ、強いこころは神だのみ
神様におすがりする。こころから神様を信じておすがりすれば、腹がすわり、気が落ち着く。
どんな苦しい事に出あっても、悲しい事に行き合わせても、あわてず、騒がず、安心してすごして行かれる。
真の幸福は信神によって得られる。」

本当の危機に瀕したら、感情に溺れず理性で対処する。
出来る事のベストを尽くしたら、後は天に任せて、心強く、安らかに過ごす。
神様は見守って下さるので、不安がらずに覚悟を決める事。

今回の旅は、父の病気に向き合う勇気と癒しをもらいました。
大好きな父親と一緒に居られる時間を大切に、家族と協力しながら一番良い道を探り、少しでも実り多いものにして行きたいと思っています。



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荘厳な熊野本宮大社

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蘇りの聖地と言われる、まるで天国の様な大斎原
撮影禁止との事でここまでです。

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病気平癒のご利益が頂ける熊野速玉大社

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熊野信仰の原点、急な石段も底力を出して登り切った神倉神社

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ホーロー看板がレトロで良い雰囲気の街並み

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ホテルから夕暮れの海

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絵のように美しい熊野那智大社から飛瀧神社へ

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強い勝負運にあやかれる紀伊田辺の闘鶏神社

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頭のてっぺんのとんがりがチャームポイントの結浜

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空から富士山頂を観る不思議




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男性サインと女性サインの相違 [12サイン]

お久しぶりになります;;
鑑定以外に頂いたお便りメールで、ブログも楽しみにしていますと書き添えて下さる方もおり、ハッと我に返った次第です。
私は春になるとあちこち出かけたくなり、あまり落ち着いていられなくなってしまうんです。
(更新をしていないので依頼も減っていますが、来た時は専念しています)
先週も与野公園のバラ祭りへ出かけました。
ピークを過ぎて所々しおれてはいましたが、まだまだ咲き誇っており、きれいな空の下で天然の香りを楽しみました。
バラは咲き始めが一番美しいそうです。
今年は温かくなるのが早くて、GWにはもう見ごろだった様です;;
GWには、加須のこいのぼり祭りや羽生の藤祭りにも行きましたが、こちらも花が終わったあと。
菜の花畑にも、藤の木にも、花が全くありませんでした(ガーン!!)
例年より早く温かくなってしまうと、こんな弊害もあるのですね。
様々なマイブームに振り回されてPCに向かえなかった毎日ですが、気にかけて下さる方がいるだけで、ありがたい事です。


本題ですが、ご相談の中で、内省的な感性を持った方が、外交的な方の言動に傷付いたり、ショックを受けるなど、明らかに男性サインと女性サインの意識の相違で、コミュニケーションがしっくりこないケースがあります。

男性サインのエレメントである火や風は、常に外に向けて動いてる事が基本です。
(この場合、不動宮は思想的な事が動かないと言う認識でお願いします)
火は風にあおられながら上昇して行く事からも分かるように、向上心豊か、同じラインで燻るのを嫌い、上へ上へと発展を目指し、進歩して行く事を望んでいます。
動きを止めてしまえばすでに燃えカス、火や風として機能していません。

一方、女性サインである土や水は、他動的な影響がなければ基本的に同じ所に留まり続ける事を望んでいます。
山は動かずそこに存在している、大地は安定している事だけで価値があるのです。
いつも同じ形をしているはずの山が崩れたり、そして、大地が地殻変動でひび割れてしまったら、私達の命は脅かされ、根を下ろすどころか立っている事すらできません。
水も風で煽られれば、大きく暴れ出し船もひっくり返り、熱(火)によって気体化すれば、大きな雨雲になり嵐を呼びます。
水という人の感情は、土という仕事や家の器を作ってもらい、そこに収まりながら初めて安定して暮らす事が出来るのです。

女性サインが多いと、実生活の安心の元となる基盤作り、衣食住など私生活の充実、感覚的な事に重きを置き、平凡でも幸せな毎日が続く事を望みます。
男性サインが多いと、物事を概念的に捉えやすく、実際的な事よりも理想や理念を優先させ、果たすべき使命や目標などに邁進、成長する事に喜びを感じます。
この性質は、ASCで割った水平線の地上部分、地下部分にも通じます。

二区分のコミュニケーションも、女性サインは安心感を求め、繋がりたい欲求を持ちますが、男性サインはなあなあで共感し合うよりもバトルを繰り広げ、高め合う関係の方が発展性があって良いと感じます。
例えば相手が共感を求めている素振りであっても、客観的に観てこちらの方が正しいと思えば、別バージョンを持ち出し、ひっくり返しても平気です。
傷付きやすい方などからすると、ここは突き放され、寂しさを感じさせてしまう部分です。
しかし男性サイン多めの方にとって普通の事、ご自分でももちろんさっぱりしているので、逆でも何とも思わないでしょう。
むしろ議論など主張を戦わせる場を欲しており、高揚感を伴いながら差異を付け合って高めたい、上昇して行きたいので、ローカルな環境の慣れ合いは求めていないと思います。
個人の発想、やり方を尊重しますが、自他共に深い心境に気付いたり、慮る事は苦手かも知れません。

女性サインは、調和力があり、人の心に敏感で決して軽んじません。
他者の痛みは自分の痛みとばかり、同情的に寄り添う力、気に敏感で癒す力となって現れます。
環境を平和に保ち、安定させるには、調和が何より大切。
和を乱さないために自分の主義主張は控えめになります。
物事も理論や筋を通して判断するよりも、場や雰囲気、イメージで捉える力に優れます。
欠点として、内向きになるバランスを崩した場合、思った事を口に出来ずうじうじしたり、些細なつまらない事に拘ってしまうと言った事で、オープンな男性サインの方から見ると、まどろっこしく感じてしまうでしょう。
さらに同調して生きて行くと言う事は、裏を返せば息苦しく感じるひずみと隣り合わせです。
しかし、人が戦い疲れた時、大きな変化で弱った時に欲しいのは、女性サインが持つ安心感、繋がる絆など、こういった癒しの性質なのです。

もしコミュニケーションがしっくりせず、自分が求めているものが相手の中にないとか、相手の要求に自分が応えられていない感じがあるとすれば、二区分の違いからかも知れません。
元々ない部分を相手に要求しても酷と言うもの。
お互いの得意な部分、苦手な部分を理解し合い、見極め、補い合う様な関係を結べれば良いのではないか思います。
ブレンドした場合も簡単に書かせて頂くと、火と水(直情的、短絡的)、風と土(合理的、怜悧)、火と土(権威的、能力主義)、風と水(気まぐれ、流動的)、が現れる様に思います。



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ご当地アイドル Pinkish! [音楽]

春です!
あちこちで、花と若葉が眩くキラキラと輝く季節です。

先日、新宿御苑へ夫婦でお花見に、桜吹雪を浴びながら美しい景色を眺めてきましたが、行列を作る程の人の多さには圧倒されっぱなしでした。
やはり私は都会よりも、空の広~い田園風景に心癒されるなぁ~。

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私の実家は加須市ですが、ご当地アイドルとしてピンキッシュが頑張っていました。
ピンキッシュは、童謡のふる里(下總皖一の出身地)、埼玉県加須市の地域活性化を目的に誕生したアイドルユニットです。
こいのぼりとか、七夕様とか、j-popと童謡をミクスチャーした独自の音楽は、どこか懐かしい癒しの要素と軽快なリズムを持ち、ハイブリットな魅力ある新しい音楽性を追求していました。
埼玉県を中心とした大型ショッピングモールや地域のお祭り、イベントなどで地道に活躍され、素朴で愛らしい魅力を振りまいていました。



ウキウキしたこれからの季節にぴったりな歌をご紹介。



利根川河川敷のサイクリングロードで、爽快にペダルを扱ぐ3人。
本当にフレッシュで、瑞々しくて、過ぎ去った私の青春も心をよぎります。
以前、家族でサイクリングに出かけた時、長い道のりにお店も何もなく、お腹がすいて行倒れかけたので、行かれる方はお弁当と水筒の携帯は必須です・笑






加須市の北川辺に在住されている小林辰也画伯の、300坪もの広さの薔薇の咲き誇るイングリッシュガーデンがロケ地です。
毎年、春になるとご自宅の庭を解放して個展を開かれていました。(今はどうか分かりません)
ピンキッシュの魅力はそれぞれの個性が際立って、キャラが被らない事。
3人とも、ひたむきで一途さを感じさせてくれる事。






関東三大不動尊の一つ、総願寺とか、うどん屋さんとか、人懐っこいおばちゃん達との縁側での語らいとか、何気ない加須の魅力を盛り込んでいます。
大切な人との絆を感じさせてくれる、とても温かい歌です。




ピンキッシュは2016年に活動を休止されました。
過ぎ去ったものを追いかけると言うパターンなのですが、春菜さん、真央さん、葵さん、これまで本当にありがとう!
機会があれば活動を再開して、埼玉を元気にし、活気付けてくれることを願っています。




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150度は躾けられると言う事 [アスペクト]

最近、仕事関連のご相談事が多かったのですが、価値観のギャップと言うのも大いにあると感じました。
ある20代の方は、50~70歳の方が占める大きな会社に転職されたばかりですが、体育会系の社風について行けず悩んでいます。

頻繁に行われる飲み会には、ほぼ必ず参加させられる。
ペンやお箸を正しく持つ事から仕込まれる。
直属の女上司に真顔が嫌だとか笑顔が少ないと怒られる。
無理に笑顔を作るまで見張る。
若い女性は可愛いのだからフロアの男性陣を楽しませなきゃダメ!と言ってくる。
遠慮がなくずげずげと家庭環境を根掘り葉掘り訊いてくる。
独身である事を責める。
勤務初日に無理やり連れていかれた飲み会で親くらいの独身男性をおすすめしてくる。
帰りの電車の中で、どうして仲良くしないの?と軽く説教。
場の空気に馴染む前に自分からどんどん絡みに行けと、ポジティブさを期待される。

相談者の方は数日出勤しただけで疲れ切ってしまい、帰宅後は涙が止まらなくなると言います。
距離感を無視していきなりガツガツと来られ、まるでペットの様に扱われるのが辛くて、精神安定剤を飲む程だそうです。

上げて下さっただけでも凄い社風ですが、ローカルで旧体質、身内意識の強い職場なんだと思います。
皆、同じ方向を向いて気持ちを合わせ仕事するのが良い事と思ってしまうんでしょうね。
良く言えば面倒見が良く人の事、放っていけない、悪く言えば無神経でデリカシーがない、家族の様な感覚になってしまう弊害なのでしょう。

今の若い人から見たら人権侵害、ナンダコレって感じだと思いますが、今年54歳になる私の感覚からすれば、昔はこれに近いような、当たらずとも遠からずな職場は多かった様に思います。
私が主人と出会えたのも、出張所時代、職場の世話好きな女性が、今度私が知っている課税課の若い子達連れてくるから一緒に飲み会したら?と一席設けてくれたおかげでした。
(この頃の配置図も、月/太陽=火星/金星のピッタリ重なるミッドポイントに、7室をうろうろしていたt木星が90度ダイヤルで接触と言うタイミング。さらにn太陽とp月p金星が合していた時期でした。)
そこで出会い、後日私の職場に、今度映画にでも行きませんかと連絡をくれたのが始まりです。
昔はこんな面倒見の良いおばさんが沢山いたのです。
20代後半だった私を放っておけなかったんでしょうね。
一種のお見合いと言えるのかも知れませんが、こんな福の神の様な女性に本当に感謝しています。
お昼になると買い出ししてトン汁を作り出すし、年一の宿泊旅行も全員参加で慣行されていたし、お互い相手を気にする環境、全体で動くのが当たり前の時代でした。

ご本人としては大変悩まれているのに申し訳ないのですが、この女上司の気持ちも、若い女性を見るとつい構ってしまうと言う感じ、理解できるのです。
決して悪気がある訳ではなく、これでも可愛がっているつもりなのだと思います。
可愛い子の笑顔が見たいのは年配者の願いなんです。若い子は希望の光だから。
そこにパッと花が咲いた様に輝いて見えるんです。
本当の意地悪はこんなもんじゃないですし、笑顔を見せて!なんて言いません・笑

この様に、お互いの事を気にし合うのは良い意味で言えば情に篤く、共同体の意識が強いためだと思いますが、今の40代以前の方からすると、凄く違和感があるかも知れません。
多様な考え方を持った人が会社にはいると思いますが、平均年齢の高い会社はやはりこういった社風が多いのかも知れませんし、若い方からすると必然的に合わないと感じてしまうでしょう。
けれど常に見られている感じがしても苦じゃないと思う若い方もいるだろうし、構われたい人には居心地の良さを感じるかも知れませんしそれぞれだと思いますが、干渉されたくない人にとっては息苦しく、悪意がないだけに落ち着かないでしょうね。

お勤めは6室が表しますが、ここは自分を矯正し躾ける部屋になります。
どこの世界だって自分の家じゃない限り、平和な社会生活を営む上では良い意味で演技する事も必須だと思いますが、働いてお金を頂くとなるとなおさらだと思います。
その上で社風が古い、暑苦しいと感じても、価値観を変えて自分の感覚にはない世界だわと面白がってしまうのもありだと思います。
笑顔を作る練習をさせられる事だって、愛されOLになるため特訓だと思ってしまうとか。
私の様なおばさんからすれば、逆に甘えてマスコットとして可愛がられるのも良いんじゃないかと思ってしまいますが、自分にはない要素を作り出すすり合わせが、まさに6室的だと思います。

一方、この方は、
>社食も美味しくて、人も穏やかなんですが自分には合わない気がしてしまいます。
>秩序があって穏やかで少しでも変わった人は排除されるところよりも、治安が悪くてギスギスしてて変人だらけで自由な方が良いと感じてしまいます。
育った環境もあるかもです。
ディストピアだなぁ、と思ってしまいます。<
とおっしゃられているので、やはり外から見た人からは理解できない心の原風景、落ち着く場所と言うのは人それぞれで、環境が与えてきた心理にまで介入できない部分だろうと思います。
例えそこがあばら家だとしても、人は結局、慣れたところが一番落ち着くものなのです。
「馬を水辺まで連れて行くことはできるが、水を飲ませることはできない」という言葉もありますが、ご本人からしてどうであるか、納得してその気になる事が肝心だと思います。

また別の方から7室金星と2室天王星の150度関係のご質問もありましたが、1室から観た6室は躾や訓練や管理と言う象意があり、軌道の大きな天体から小さな天体にエネルギーが流れるため、金星は150度関係によって、天王星に訓練されて行く事になります。
それは金星が、オリジナルな稼ぎ方によって収入を得る天王星の目的に使われやすくなったり、そのための魅力やセンス、社交性と言った力が磨かれて行く事。
例えばお客様目線で心地良く思って頂ける力、会話やおもてなしが洗練されて行くと言った風で、仕事分野でも女性を相手にしたり、美や芸術を扱ったり、社交性を発揮する事で収入を得やすいと言う傾向が出やすいと思います。
この方はネイリスト歴10年以上です。
私も4室の太陽と9室の海王星が150度ですが、特別な宗教ではないけれど、家で一般的な神棚を祀るなどしているのはこの配置からだと思います。

また、売上責任を負う「リーダー」の立場が辛く転職したいとお考えの方は、2室土星と7室太陽が150度関係でした。
これは太陽が、2室の着実で安定した収入を得るための手段として、現実感覚、明確で固められた形式、忍耐性を持つ事を要求され、躾けられて行く様な配置です。
土星は苦手意識を表すために、太陽の指導性を人間関係で発揮する事を苦痛に感じてしまわれるのでしょう。
リーダーの立場に立つ人と言うのは責任もあるし、計画も自分で立て進めて行かなければならないし、気が重いもの分かります。
決して楽な気分で、とはならないでしょうね。

さらに冥王星同士の中年の危機の最中で、期間的にも3,4年は落ち着かない、いくら様々考えても、結局は動いて経験してみるしかないですよね?とご質問がありましたがそんな事はなく、一つ所で辛抱してスキルを磨く事で、自分の価値観が変わり自己変革が起きる、眠っていた能力が目覚め出す事もあるのです。
何も、自分に合った所を探し求めて動く事だけではないと思います。
冥王星同士のスクエアは、心境的に葛藤が渦巻き、苦しみ、もがく、そういった事で落ちつく事が難しいという出方の方が一般的です。
じゃなければ、中年の危機の最中にある人は転職を繰り返す人で溢れてしまいます。
この年代になって来れば現実的には、転職の条件は不利になって行きますし、良く考えたい所です。
何とか自分の能力と現実とで折り合いを付けて行くために、自分の方から価値観を変えて行くのが、通常の「中年の危機」のパターンで多いのではないかと思っています。



カラミティ・ジェーン(1953)の「シークレットラブ」

ドリス・デイ主演のウエスタンミュージカル。
カラミティ・ジェーンは実在する人物ですが、キャラが独り歩きした創作映画です。
矯正される、躾けられるというテーマでチョイスしましたが、男性の様に生きてきたボクッ子の主人公が、恋に目覚め、女性として振る舞いも身のこなしも美しく変わってしまう演技は圧巻です。
この曲は、ジャズ評論家の故・笈田敏夫さんのラジオ番組で聴いた事を覚えています。
笈田さんはドリス・デイの事を、日本で言えばまるで榊原郁恵ちゃんのように、健康的で天真爛漫なアイドル歌手だったとおっしゃっていました。時代を感じます・笑



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シド・チャリシー ~Two Faced Woman~ [動画]

シド・チャリシー(1922年生まれ、昔はシド・チャリースとも表記された)の「二つの顔を持つ女」は、「バンド・ワゴン」(1953)でソロナンバーとしてテイクされました。
歌はインディア・アダムズの吹き替えで、同年の映画「トーチ・ソング」で、落ち目のスターに扮したジョーン・クロフォードが踊るシーンでも使われたため、カットされると言う憂き目に。
ダンスの実力はさておき、映画界の女王として振る舞っていたジョーン・クロフォード側としては、アウトテイクされるのを許すはずもなく、と言ったところだったのでしょう。
しかしこのナンバーは、ザッツ・エンタティンメントⅢによって40年の時を経て、再び蘇りました。
案内役の一人にチャリシー自身が出演しており、70歳を超えた年齢に応じた気品ある装いに、当時の面影を感じました。

子供の頃からバレエを習い、ニコ・チャリシー主宰のバレエ学校に入学、14歳で伝説のバレエ団「バレエ・リュス」に入団。
第二次世界大戦の勃発でバレエ・リュスが解散するまで、同バレエ団の欧州巡回公演にも同行しました。
クラシックバレエの正統を受け継ぎ、本格的に訓練を受け、将来を嘱望されたダンサーでしたが、ニコ・チャリシーからプロポーズを受け16歳で結婚。
男児を授かりますが家事に明け暮れキャリアは一時中断、しかしバレエ・リュス時代の振付師から担当する映画の出演を依頼され、そこから映画界への進出が始まります。

映画に転向してからは44年MGMと契約して、ミュージカルの黄金時代を担う女優へと成長して行きました。
当時の二枚看板はフレッド・アステアとジーン・ケリーですが、チャリシーはその二人の相手役を務める事になります。

初めてアステアと共演した「ジーグフェルド・フォーリーズ」(1946)ではバレエを披露、後にトレードマークになる様な妖艶さはまだ開花していません。
2度目の共演作「バンド・ワゴン」ではヒロインに扮し女優としての才能も発揮、アステアとの素晴らしいコンビネーションは絶賛されます。
共演にあたり最初、アステアはチャリシーの身長が高いことを気にして二の足を踏み、チャリシーはダンスの神様、アステアへの畏敬の念から緊張が続いたらしいのですが、やがてリハーサルを重ねるに連れ、素晴らしいコンビネーションが生まれて行ったそうです。
その後もアステアと組み、「絹の靴下」に出演。
これはグレタ・ガルボ主演の「ニノチカ」のリメイクでミュージカル化した作品ですが、ソ連の美人スパイという笑わない役は、クールビューティなチャリシーにぴったりでした。
アステアは自伝の中で、彼女を「美しいダイナマイト」と評し、惜しみない賛辞を送っています。

一方、ジーン・ケリーとは「雨に唄えば」(1952)で初共演。
チャリシーはケリーを誘惑する女性を演じ、セリフこそありませんが、妖艶で蠱惑的なヴァンプ役はとても印象的でした。
他にも「ブリガドーン」(1954)や「いつも上天気」(1955)ではケリーと並ぶ役を務めましたが、50年代後半、ミュージカル人気は徐々に低迷し、大手スタジオがかつての様に制作する事はなくなって行きました。
そんな中、「暗黒街の女」(1958)でイメージチェンジを図ったり、フランスへ渡り、彼女の最後のミュージカル映画となった「ブラック・タイツ」(1961)に出演。
また、マリリン・モンロー最後の出演作「女房は生きていた」(1962未完)で、ディーン・マーティンの後妻役を演じた事も有名です。
1970年代に入ると、夫のトニー・マーティンとラスベガスのショーなどにも出演し人気を集めました。

私生活ではニコ・チャリシーと離婚後、48年に歌手のトニー・マーティンと再婚し、次男を出産。
「巴里のアメリカ人」でケリーの相手役のオファーを受けましたが、マーティンとの結婚生活を優先するため辞退。
もし受けていたら、どの様な作品になっていたか、これも大変興味深いです。
60余年に渡ってマーティンと生涯を共にし、2008年、86歳で心臓発作により惜しまれつつこの世を去りました。

ハリウッドの黄金期は、恵まれた天分に加え、しっかりした基礎の元、たゆまぬ努力を積み重ね、技を研磨した本物のプロ達が歌やダンスを披露していたように思います。
シド・チャリシーも、その輝く時代に君臨したスターの一人でした。
観るものに夢や希望を与える情熱の息吹が伝わってくるようで、何度見ても感動してしまうのです。
シド・チャリシーは「踊るエヴァ・ガードナー」とも讃えられていたそうです。
エヴァ・ガードナーの様な美貌で、エレガントでダイナミックなダンスをしてくれるのだから崇拝したくなる様な美しさです。
抜群のスタイルと脚線美は言うまでもなく、腕のしなり方、膝から甲にかけてのライン、しなやかな動きに対して、クールでキリッとしたお顔立。
カッコ良い動きは、一種、スポーツを見ている様な錯覚にさえ陥る事があります。

話は飛びますが、最近、日本映画にも凝っており、「東京物語」の原節子、「雨月物語」の京マチ子、「カルメン故郷へ帰る」の高峰秀子の美しさにも心酔しています。
現代の女優にはない身のこなしや言葉遣い、温かで穏やかな表情がとても美しく見えてしまうのです。

私が半世紀以上前の美に心酔したり、時代にマッチしない豪華なものが無駄に好きなのは、牡牛座ファイナルの水星を持つためだろうと思っています・笑
たまにご質問を受ける事があるのですが、サインとサインの間には壁がある感じ、最後の度数まで曖昧になる事はありません。
隣り合うサイン同士は混じり合いませんので、30度は集大成としてのバーゲンセール的な度数となり、次の双子座からすれば不要なので、結果的に無意味になりやすいのです。
例えば、射手座で広い世界へ羽ばたかなければいけないのに無駄に執着してしまう蠍座30度、天秤座で多くの人と公平に渡り合っていかなければならないのに無駄にシャイな乙女座30度。
次のサインを意識した天体なので戸惑いもあるかも知れませんが、思い残す事なく、存分にサインの性質を味わい尽くすのも良いのではないかと思っています。
「今ではない過ぎ去った美」を求めてしまうのも、牡牛座30度天体を持つ自分らしさだと思っています。

さらに、優れた特技や身体能力が高い人への憧れも。
それはイコール生活力、命を育み守り、生き抜く力の強さに繋がるためなのかも知れません。
牡牛座に連動した2室は、自己保存、自分を守る砦でもあり、自分の能力を活かして生活の糧を獲得する性質が示される場所。
肉体、遺伝や血筋といった事柄に関係する部屋でもあり、生まれつきの才能、美貌、資質など、言うなれば誰とも分かち合う事のない、生まれ持った財産を表します。
2室強化の方はそれを生かして多くの物を獲得して行きたい、足元を充足させ、豊かな日常を送りたいと願う事でしょう。
それは牡牛座の思い描く人生の楽園。
健康な身体と健全な精神を持って五感を喜ばせる、生き物としての根源的な喜びを味わえる楽園には、安定した基盤が欠かせません。
頭でっかちに夢や理念だけ追い求めず、実現するための辛抱強さも与えられていています。
現実と向き合っているので決して贅沢ばかり望んでいる訳ではないけれど、快適で安心感のある生活が必要なのです。
それが牡牛座にとって豊かに生きると言う事。
牡牛座や2室が強い方はそう思っているんじゃないかなと思います。
シド・チャリシーの美しくもダイナミックなダンスから牡牛座を連想し、なんだかそんな事を感じています。







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今年を振り返って [雑記]

2017年も残すところ、あとわずかになりました。
新しい年を迎える準備はいつも慌ただしくて、神棚の掃除にお札としめ縄交換、門松、玄関飾りに鏡餅、年賀状書きが終わると、やっと今年も無事に過ごせた境地になれます。

星回りでは今年、天秤座を運行していた木星、射手座の土星は、私の4室月、太陽とそれぞれ120度、180度でしたが、不要なものを片付けると同時に家の模様替え、DIYに夢中になっていた一年でした。
やはり私のやる気のエネルギーの根源は「家」、居心地の良い空間作りが喜びとなります。

元々、ブルーやエメラルド系の色が好きなのですが、ビーチのタペストリーを飾ったり、壁一面をステッカーで水族館の様にするなど、何故か海のモチーフが多かったのは、今年の丁酉のバランスを無意識に取っていたためかも知れません。

面白い事に、持って生まれた五行で火が欲しい人は、キャンプファイヤーや暖炉など火を見るのが好きだったり、水が欲しい人は水辺や水色が好きだったり、自然と求めてしまう様です。
味覚でも、辛さを表す金が強い人は、カレーでさらなる辛さを倍増したがったり、木が多い人は酸っぱいものを好んだりするのですが、これも自然と身体が要求してしまうためと言われています。
自分に欲しい十干の五行は、味、色でも補完する事が出来るので、足りない五行の味覚など積極的に取る事もお勧めです。

そして、今年もご依頼して下さった皆様方、本当にありがとうございました。
文章を書く鑑定は時間がかかるため、私はあまり多くを観る事はできません。
割合で言うと新規の方より、リピーター様、以前受けた方のご家族、知人など、紹介から来られた方が増えてきましたが、丁度良いペースで続ける事が出来ています。
そして、もう少し自分優先にしなければ体形とか色々ヤバさが出て来たため、月に10回のプール、ジム通いの時間も作っています。
鑑定が出来るのも、健康な体があってこそ。
続けている事で少し締まってきたような気もしますが、数字で一喜一憂したくないので体重計には乗っていません・笑
地域の人達と触れ合いながら身体を動かす楽しさ、気持ち良さを感じる事で、今は十分なのです。

今年を振り返ると、美輪様の音楽会へ初めて出かけ、素晴らしい歌のバイブレーションによって魂が揺さぶられる体験をしたり、伊勢神宮へ夫婦揃って参拝し、常若の神聖な気を感じながら、日頃の感謝を捧げる事が出来たりなど、スピリチュアル性を刺激された1年でした。
n月とt海王星のスクエアは抜けて行きますが、来年も太陽と月、金星と火星のミッドポイントで、それ以降はn太陽とスクエアでt海王星の影響を受けるため、浄化のエネルギーへと繋げて行ければと思っています。

私のバースチャートには、ミッドポイントツリーがいくつかあり、セプタイルを作るn木星とn金星、n水星とn太陽のミッドポイントにn月が乗っている事で、自分らしく趣味の活動を続ける事は、根源的な月のやりがいや楽しみに繋がりやすい様です。
更新はカメの歩みの頻度ですが、来年もどうぞよろしくお願い致します。
皆様も、良いお年をお迎え下さい。


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ガーシュウィン ピアノ協奏曲ヘ長調 第3楽章 [音楽]

アメリカの作曲家、ジョージ・ガーシュウィンは、ミュージカル音楽を数多く手がけ、その曲はスタンダードナンバーとして、世界中の人々に愛されています。
中でも、ジャズとクラシック、どちらに分類すべきか意見が分かれる彼の楽曲はシンフォニックジャズと呼ばれ、世界中で評価されました。

私がミュージカル映画が好きな理由は、音楽が生きた躍動感と一体化し、タップやバレエなど美しい映像と楽しめる事。
軽やかで明るくて、さらに言うなら古き良きアメリカの30年~50年代、ミュージカルを量産していたMGM映画は、時代ではありますが優雅さと贅沢さが惜しみなく出され、まるで夢のような世界を作り出していたのです。

「アメリカ交響楽」(1945)や「巴里のアメリカ人」(1951)、「ポーギーとベス」(1959)には、全編に渡ってガーシュウィン作品が流れて、洗練された曲の数々を堪能する事が出来ます。
その中でも「巴里のアメリカ人」は、MGMの中でも特に芸術色が濃く、フランスの印象派絵画をバックに繰り広げられるシークエンスなど、見どころがいっぱいです。

オスカー・レヴァントは、登場人物の一人としてしがない音楽家に扮し、空想の中で演奏、ピアノ協奏曲ヘ長調、第3楽章を披露します。
実際にガーシュウィンの友人であったオスカー・レヴァントですが、優れたピアニストで、歌って踊れる俳優でもありました。
「アメリカ協奏曲」で映画デビューし、「ブロードウェイのバークレー夫妻」や「バンドワゴン」にも出演。
不機嫌で気難しくて、いつも煙草をふかしていて、皮肉っぽい言動を放ちつつも何故か憎めないキャラ、心の奥底に人情味を隠し持っている、そんなアクの強い人物として登場しています。
実際の彼も、独特の存在感を持った人柄であった様です。


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画期的な作品の数々を生み出したガーシュイン。
彼は若くして世を去ってしまいましたが、名曲の量産という偉業を成し遂げました。
もっと長くこの世に留まれたら、私達はさぞかし多くの名曲を聴く事ができたのではないかと残念です。
しかし、ワーカーホリックで病魔に侵されながらも超過密スケジュールに堪え、亡くなる直前まで作曲に精力を注ぎ切った事を考えると、魂の世界で絶対的な安らぎが訪れた事は彼にとってある意味、喜ばしい事だったのかも知れません。



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社会的な天体 ~火星と木星~ [天体]

自分対社会の関係は、個人的な活動領域を表すパーソナル天体以降の、火星と木星と土星が表します。
社会に出た時にどう臨むのか、相手にはどう働きかけるのか、特に火星と木星などを観ればタイプが分かるのです。
そういった意味でMCと同じように、社会に対する姿勢としても観る事が出来ると思います。

私は、2度公務員になった経緯があり、新卒時で養護施設へ、区の事情で閉館になるまで勤め、再度受け直して、出張所2か所と図書館、最後は納税課に勤務していました。(ここで2人目不妊に悩みながら挫折し、ドロップアウトしてしまったワケですが・・)
アルバイトでお店に勤めた事はありますが、特定の団体の利益を追求するよりも、公共のために自分の力を使いたいと言う思いが強く、これはどこから来ていたのか、改めて考えると木星が強く火星が弱いというバランスからの様です。
また、公を意味する木星と太陽のセミクインタイルのミッドポイントに、MCとICの軸がタイトに重なっている事も影響していると思います。

主人も現、地方公務員、義両親も国家公務員として国土地理院に勤めていた一家ですが、チャートを観ると、みな木星が強い配置で海王星と絡んでいるので驚きました。
こういったしるしを発見するのはとてもワクワクします。

私、木星、海王星が180度でASCとT字、180度を冥王星が調停。
夫、木星、海王星が120度で月とGトライン、冥王星も合わせてカイト
お義父さん、木星、海王星、太陽が合
お義母さん、木星、海王星が60度、木星が月、金星とT字、土星と120度と10天体中一番多くアスペクトを結んでいます。

お義父さんは悲しい事に4年前に亡くなられましたが、とても優しい方でした。
物の道理を知らなかった昔の私は、言いたい事をバンバンぶつけてしまった事がありましたが、それでも受け止めてくれる度量の広い方でした。
今思えば、凄い方だったのだと改めて感じており、感謝の気持ちしかありません。
お義母さんは、くよくよしている所など一切ないような明るくさっぱりとした性格。
とても心強くて、こういった女性は身近にお義母さんの他には知りません。
夫の一族は争う事を知らないような、ガンジーのような人ばかり。
赦す、受け入れる、そしてみな身体が大きいというのも木星効果なのかも知れません。
自然を愛する両親の元、主人はあちこち旅行に連れて行ってもらい、子供の時から山登りも沢山したそうです。

また、お義母さんは義祖母様と文具店を営んでいた事もあって、36歳の時に辞めていますが、私がリタイアした年も同じ。
お義母さんと私は双子座、お義父さんは乙女座にイングレスする日の生まれですが、おそらくは乙女座、夫、息子も乙女座と言う、3代続いて水星を守護星としている点も興味深いです。

私は、昔から人と競争するのが苦手、自分を強く押し出す事に気恥ずかしさを感じてしまうタイプですが、中学の同じ生年月日を持った友人も、やはり物静かでいつもニコニコしていて、でも笑い上戸ですぐクスクスと笑う、はにかみ屋の女の子でした。
けれど一旦怒らすとなかなか怖くて、口もきいてもらえない頑固な所もありました。
お家はお寺で、太目だったし、1室に木星が在室していたのかも?知れません。

木星が効いた人、特に木星と海王星が結びつくと、理想主義が際立ち奉仕精神に溢れ、福祉の仕事や介護の仕事に就く方、ボランティアに長年携わっている方も大変多いです。
鑑定の中でも、あるスポーツのコーチを無償で何年も続けていらっしゃる、気立ての良い方、気が付けば2か月も無休で働き続け、時給に換算すれば500円だったといったエピソードを持つ方など、優しすぎて簡単に人から利用されてしまう恐れのある方も多かったです。

主人も何年か前の大雪の日、夜中、近所でタクシーが溝にはまって動けなくなっていた所を、スコップを持って飛び出し、助けようと必死に雪を掘っていました。
すると周りにも人だかりができ、いつしかその人達も車を押して協力を始めたのです。
しかしいつまでもタイヤは空回りするばかりで抜け出せません。
動かない車を押し続ける人達の空気は次第に固まっていきました。
主人は手を切っても続けているし、らちが明かない状態から、頑張っている人達を早く解放してあげたいと思い、しれっとしている運転手に、もうジャフ呼んだ方が早いですよと言いました。
誰かが一言を言ってくれるのを待っている空気を感じました。

鑑定をさせて頂く中でもはっきりと感じた事ですが、人の為に尽くす人達に共通しているのは、やはり感謝をされたい、と思う気持ちがあると言う事。
人の為に何かをする、その場合私達は、ちゃんと心を入れて誠実に行っていると思います。
決して機械的にこなしたり、いい加減にはやっていないと思います。
自分が真心を尽くす代わりに相手にもそれを求める、これは人間として自然の感情で、そうでなければ、いくら人が良いとしても浮かばれない思いがするでしょう。
優しい故に人から頼まれやすく、あてにされやすい、やってもらって当然の様に思われてしまう事もあるのですが、これは当の本人からからすれば不本意な事なのです。

世の中のためになるとか、多くの人の幸せに繋がる事とか、それは目的となりモチベーションも上がりますが、反面、利用されたり搾取されるのは心外で、一方的に奉仕し過ぎてしまった後の、報われない気持ちには辛いものがあります。
奉仕精神によって出来る事はしてあげたい、頼ってくる人には力を貸してあげたいと思うのですが、海王星も効きすぎていると、どこまでやって上げれば良いのか悩んでしまう、そして断る事に罪悪感すら感じてしまう方も多いのです。
木星型の人はエゴを出せないので、火星型の人に比べ主張する力が弱いです。
ハッキリ自己主張しない人は良く言えばミステリアスだけれど、悪く言えば正体不明となり、誤解も受けやすくなってしまう。
なので火星の力が弱いと感じている人は、意識的にでも自分の主張をハッキリ出し、断ってもOKな自分にならなければならないと思っています。


木星は宗教や聖職者や神殿を表し、神に近い所を受け持つ星ですが、全てを受容した上で天に采配を委ねる事が出来る人、自分を神に明け渡す事で得られる安らかな感じ、誠実で正直に生きる安心感は、木星がもたらす精神的な恩恵と思います。
利他的な精神からは幸せが生まれる、とも言われますが、これは木星の精神。
自己中心的ではなく、相手も自分の様に考える、ユーモアの精神を持って、相手を赦すと言う事を知っている。
公的であって、自分だけの利益を求めないのは木星的な性質なのです。
スピリチュアル的な観点から言っても、この様な生き方をすれば神から愛されるタイプとなり、
だからこそ、木星は厚い加護によって幸運を授けてくれる星と言われる所以なのではないかと思っています。

本筋から逸れてしまいましたが話を戻しますと、木星は、その人が思う善きものや良心、寛大な心の中で否定や排除をせず、異なる意見の人と共に歩んでいく働き。
安全な形を取りながら社会全体で発展して行こうとするのが木星の世界です。

火星は、人とは違う意見、技術を武器に、他者との差を作り出し、抜きん出る事で厳しい競争に勝ち抜きたいと考えます。
また、トラブルや失敗にも怯まずにチャレンジしたい、策略と野心を持って、積極的に開拓する気概に溢れているのです。

こう考えてみると、火星は民間企業タイプ、常に他社との競争にさらされている方が能力を発揮できます。
企業が存続するためには利益を追求しなければならない、手を変え品を変え、新しい商品、新しいサービス、アイデアを生み出し続けなければなりません。
さらに発想の転換をし、他業種ともダイナミックに関わりながら、時代の流れにあった進化を図り続ける必要があるのです。
切込み的に開拓するフロンティア精神、これは火星の性質にぴったりです。

木星は、競争して上を目指すという考えではなく、自分自身の向上を目指し努力した結果、自然と地位が上がるイメージです。
公務員の世界は、全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではありません。
市民生活に必要な部分を執り行い、全体の公正の立場を取らなければなりません。
異動が定期的に行われるのは、独自のやり方が根付いて、その人にしかできない仕事となってしまう事を防ぐため。
職員はただのコマになりきる事が必要で、逆に誰がやっても同じ様に出来なければ困ってしまうのです。
そのため個性や自我を押し出し過ぎず、意見が異なる人がいても決められた事を決められた様に前例踏襲で行う必要が出てきます。

自分の主張をグイグイ押し出す火星と、受容性が高く周囲の意向を否定しない木星の性質の違いは、対になっていると考えるといいです。
火星は、実力主義、成果主義、頑張れば頑張った分だけ報われるような社会に賛同すると思いますし、木星は、理想主義的に他者との共存を図る事を大事にします。
木星と火星は常に両輪のバランス、どちらかに偏っても健全性を失うでしょう。
実際の社会でも、民間企業が経済活動を行う事で豊かな社会が実現し、公的なサービスや福祉も回っているのです。

火星が強い人が公務員になると、突出した個性や主張を展開できず、不満が溜まるかも知れません。
自分を強く主張しない木星型の人が民間企業に入れば、厳しい競争から落ちこぼれてしまうかも知れません。
大切なのは、どういった気持ちがあれば頑張れるか、例えば人と競争する事でなのか、それとも人の為になる事を考えながら、穏やかに目的を遂行する方が頑張れるのか、自分に合った環境を探す事で、能力をより発揮しやすく、葛藤せずに働く事が出来るのだと思います。


武者小路実篤が作った、調和的社会の実現を目指した理想郷、「新しき村」の門柱に書かれた言葉

>この門に入るものは、自己と他人の生命を尊重しなければならない<

武者小路実篤は、太陽、海王星、金星合に木星が90度、その他にも木星は冥王星90度、土星と60度を持っています。
やはり星は物語っていると実感します。




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In The Wee Small Hours [音楽]

まだまだ初秋とはいいがたいような、晩夏という方が合っているような毎日ですが、秋にふさわしい、しっとりとした曲が聴きたくなります。

「イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ」

夜明けが近い静寂な街角、一人佇み、煙草をくゆらすシナトラ。
日常から遮断された、落ち着いた闇の中に溶け込んで行く青。
深夜の寂寞感や、失恋の悲しみを歌ったバラード集です。

重厚で、幻想を誘う様な、ネルソン・リドルのアレンジがとても美しい!!
ゆったりと歌い上げるシナトラの声に聴き入って、魅了されます。

53年、キャピトルレコードに移籍するのと同時期、最愛の女性、エヴァ・ガードナーと別居し、辛い時を過ごしていました。

ライフヒストリー「エヴァ・ガードナー 美しすぎた女の一生」によると、シナトラは仕事が低迷するとひたむきに愛情を寄せてくる、売れてくると関係は悪化して行くという、アンビバレンスな状況を抱えていたと言います。

キャピトル時代は、まさに円熟した魅力が磨かれ、全盛期の始まり、後に多くのヒット曲を飛ばすことになりました。
そしてその後、離婚。

「イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ」は、別居した翌年、一つのコンセプトアルバムとしてリリースされました。
ナイーブな情感を抱えながら、自身の体験が血肉化された結晶と言うべき歌声は、切なく感じます。
全16曲通しで聴くと、ムード音楽としての素晴らしさが伝わるでしょう。

この後も、孤高のオーラ漂う「オンリー・ザ・ロンリー」など、バラードや悲恋の数々の曲をヒットさせました。
どんな歌手にもまねのできないシナトラならではの歌声は、様々な人生の経験を昇華するまでに高めた、努力の結晶と言えるのでしょう。





Deep in a Dream

全ての明かりを暗くして、椅子に座ると
煙草の煙は空中を漂い
部屋の壁は紫煙に消えて
僕は君の夢に深く入り込む

煙は君が降りてくる階段を作り
君は僕の腕の中に飛び込む、この喜びは終わることがないかもしれない
僕らがそうだったようにまた二人は愛し合う
僕が君の夢に深く入り込むときは

天井から、甘く奏でる音楽が忍び寄る
僕たちは恋人たちの睦言を繰り返して時を過ごし
君はとても魅惑的なので
またも君への愛がすぐによみがえる

煙草の火が僕を焼き、僕は目がさめて元にもどる
手の痛みではなく、僕の心に苦しみが残る
覚めているときも眠っていても、僕が持ち続けるどの思い出も
君の夢の深い奥に





Last night when we were young

僕達が若かったあの最後の夜
恋は星、歌われなかった歌
人生は、どこまでも新しく純粋だった
あの最後の夜

時代はすっかり古ぼけてしまった
君が飛び去ってからというもの、心は冷え切ってしまった
あの最後の夜、あんなに輝いていたあの星はどこにいるのだろう

青春にまかせた甘いキスは
とても素敵なものであると思いたかった
何でもない様に、夜明けにそっと立ち去る事が出来た

だからすぐに、思い出してほしい
その時のキス、僕達が若かった夜、しがみ付いた腕を思い出してほしい





I'll Be Around

僕は近くににいるよ
君がどう扱おうと、僕はずっとそばにいたい

君の今の恋は長くは続かないだろうな
その恋が終わって、彼が去った時も僕は君のそばにいるよ

またしばらくお別れだね
もし僕等のような恋を見つけることがあったら
上手くいってると手紙を書いておくれよ

でも上手くいかなくなったら
きっと僕が君にはぴったりの相手だって判るさ
だから彼が去った時、僕は君のすぐそばにいるからね





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