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In The Wee Small Hours [音楽]

まだまだ初秋とはいいがたいような、晩夏という方が合っているような毎日ですが、秋にふさわしい、しっとりとした曲が聴きたくなります。

「イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ」

夜明けが近い静寂な街角、一人佇み、煙草をくゆらすシナトラ。
日常から遮断された、落ち着いた闇の中に溶け込んで行く青。
深夜の寂寞感や、失恋の悲しみを歌ったバラード集です。

重厚で、幻想を誘う様な、ネルソン・リドルのアレンジがとても美しい!!
ゆったりと歌い上げるシナトラの声に聴き入って、魅了されます。

53年、キャピトルレコードに移籍するのと同時期、最愛の女性、エヴァ・ガードナーと別居し、辛い時を過ごしていました。

ライフヒストリー「エヴァ・ガードナー 美しすぎた女の一生」によると、シナトラは仕事が低迷するとひたむきに愛情を寄せてくる、売れてくると関係は悪化して行くという、アンビバレンスな状況を抱えていたと言います。

キャピトル時代は、まさに円熟した魅力が磨かれ、全盛期の始まり、後に多くのヒット曲を飛ばすことになりました。
そしてその後、離婚。

「イン・ザ・ウィー・スモール・アワーズ」は、別居した翌年、一つのコンセプトアルバムとしてリリースされました。
ナイーブな情感を抱えながら、自身の体験が血肉化された結晶と言うべき歌声は、切なく感じます。
全16曲通しで聴くと、ムード音楽としての素晴らしさが伝わるでしょう。

この後も、孤高のオーラ漂う「オンリー・ザ・ロンリー」など、バラードや悲恋の数々の曲をヒットさせました。
どんな歌手にもまねのできないシナトラならではの歌声は、様々な人生の経験を昇華するまでに高めた、努力の結晶と言えるのでしょう。





Deep in a Dream

全ての明かりを暗くして、椅子に座ると
煙草の煙は空中を漂い
部屋の壁は紫煙に消えて
僕は君の夢に深く入り込む

煙は君が降りてくる階段を作り
君は僕の腕の中に飛び込む、この喜びは終わることがないかもしれない
僕らがそうだったようにまた二人は愛し合う
僕が君の夢に深く入り込むときは

天井から、甘く奏でる音楽が忍び寄る
僕たちは恋人たちの睦言を繰り返して時を過ごし
君はとても魅惑的なので
またも君への愛がすぐによみがえる

煙草の火が僕を焼き、僕は目がさめて元にもどる
手の痛みではなく、僕の心に苦しみが残る
覚めているときも眠っていても、僕が持ち続けるどの思い出も
君の夢の深い奥に





Last night when we were young

僕達が若かったあの最後の夜
恋は星、歌われなかった歌
人生は、どこまでも新しく純粋だった
あの最後の夜

時代はすっかり古ぼけてしまった
君が飛び去ってからというもの、心は冷え切ってしまった
あの最後の夜、あんなに輝いていたあの星はどこにいるのだろう

青春にまかせた甘いキスは
とても素敵なものであると思いたかった
何でもない様に、夜明けにそっと立ち去る事が出来た

だからすぐに、思い出してほしい
その時のキス、僕達が若かった夜、しがみ付いた腕を思い出してほしい





I'll Be Around

僕は近くににいるよ
君がどう扱おうと、僕はずっとそばにいたい

君の今の恋は長くは続かないだろうな
その恋が終わって、彼が去った時も僕は君のそばにいるよ

またしばらくお別れだね
もし僕等のような恋を見つけることがあったら
上手くいってると手紙を書いておくれよ

でも上手くいかなくなったら
きっと僕が君にはぴったりの相手だって判るさ
だから彼が去った時、僕は君のすぐそばにいるからね





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