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社会的な天体 ~火星と木星~ [天体]

自分対社会の関係は、個人的な活動領域を表すパーソナル天体以降の、火星と木星と土星が表します。
社会に出た時にどう臨むのか、相手にはどう働きかけるのか、特に火星と木星などを観ればタイプが分かるのです。
そういった意味でMCと同じように、社会に対する姿勢としても観る事が出来ると思います。

私は、2度公務員になった経緯があり、新卒時で養護施設へ、区の事情で閉館になるまで勤め、再度受け直して、出張所2か所と図書館、最後は納税課に勤務していました。(ここで2人目不妊に悩みながら挫折し、ドロップアウトしてしまったワケですが・・)
アルバイトでお店に勤めた事はありますが、特定の団体の利益を追求するよりも、公共のために自分の力を使いたいと言う思いが強く、これはどこから来ていたのか、改めて考えると木星が強く火星が弱いというバランスからの様です。
また、公を意味する木星と太陽のセミクインタイルのミッドポイントに、MCとICの軸がタイトに重なっている事も影響していると思います。

主人も現、地方公務員、義両親も国家公務員として国土地理院に勤めていた一家ですが、チャートを観ると、みな木星が強い配置で海王星と絡んでいるので驚きました。
こういったしるしを発見するのはとてもワクワクします。

私、木星、海王星が180度でASCとT字、180度を冥王星が調停。
夫、木星、海王星が120度で月とGトライン、冥王星も合わせてカイト
お義父さん、木星、海王星、太陽が合
お義母さん、木星、海王星が60度、木星が月、金星とT字、土星と120度と10天体中一番多くアスペクトを結んでいます。

お義父さんは悲しい事に4年前に亡くなられましたが、とても優しい方でした。
物の道理を知らなかった昔の私は、言いたい事をバンバンぶつけてしまった事がありましたが、それでも受け止めてくれる度量の広い方でした。
今思えば、凄い方だったのだと改めて感じており、感謝の気持ちしかありません。
お義母さんは、くよくよしている所など一切ないような明るくさっぱりとした性格。
とても心強くて、こういった女性は身近にお義母さんの他には知りません。
夫の一族は争う事を知らないような、ガンジーのような人ばかり。
赦す、受け入れる、そしてみな身体が大きいというのも木星効果なのかも知れません。
自然を愛する両親の元、主人はあちこち旅行に連れて行ってもらい、子供の時から山登りも沢山したそうです。

また、お義母さんは義祖母様と文具店を営んでいた事もあって、36歳の時に辞めていますが、私がリタイアした年も同じ。
お義母さんと私は双子座、お義父さんは乙女座にイングレスする日の生まれですが、おそらくは乙女座、夫、息子も乙女座と言う、3代続いて水星を守護星としている点も興味深いです。

私は、昔から人と競争するのが苦手、自分を強く押し出す事に気恥ずかしさを感じてしまうタイプですが、中学の同じ生年月日を持った友人も、やはり物静かでいつもニコニコしていて、でも笑い上戸ですぐクスクスと笑う、はにかみ屋の女の子でした。
けれど一旦怒らすとなかなか怖くて、口もきいてもらえない頑固な所もありました。
お家はお寺で、太目だったし、1室に木星が在室していたのかも?知れません。

木星が効いた人、特に木星と海王星が結びつくと、理想主義が際立ち奉仕精神に溢れ、福祉の仕事や介護の仕事に就く方、ボランティアに長年携わっている方も大変多いです。
鑑定の中でも、あるスポーツのコーチを無償で何年も続けていらっしゃる、気立ての良い方、気が付けば2か月も無休で働き続け、時給に換算すれば500円だったといったエピソードを持つ方など、優しすぎて簡単に人から利用されてしまう恐れのある方も多かったです。

主人も何年か前の大雪の日、夜中、近所でタクシーが溝にはまって動けなくなっていた所を、スコップを持って飛び出し、助けようと必死に雪を掘っていました。
すると周りにも人だかりができ、いつしかその人達も車を押して協力を始めたのです。
しかしいつまでもタイヤは空回りするばかりで抜け出せません。
動かない車を押し続ける人達の空気は次第に固まっていきました。
主人は手を切っても続けているし、らちが明かない状態から、頑張っている人達を早く解放してあげたいと思い、しれっとしている運転手に、もうジャフ呼んだ方が早いですよと言いました。
誰かが一言を言ってくれるのを待っている空気を感じました。

鑑定をさせて頂く中でもはっきりと感じた事ですが、人の為に尽くす人達に共通しているのは、やはり感謝をされたい、と思う気持ちがあると言う事。
人の為に何かをする、その場合私達は、ちゃんと心を入れて誠実に行っていると思います。
決して機械的にこなしたり、いい加減にはやっていないと思います。
自分が真心を尽くす代わりに相手にもそれを求める、これは人間として自然の感情で、そうでなければ、いくら人が良いとしても浮かばれない思いがするでしょう。
優しい故に人から頼まれやすく、あてにされやすい、やってもらって当然の様に思われてしまう事もあるのですが、これは当の本人からからすれば不本意な事なのです。

世の中のためになるとか、多くの人の幸せに繋がる事とか、それは目的となりモチベーションも上がりますが、反面、利用されたり搾取されるのは心外で、一方的に奉仕し過ぎてしまった後の、報われない気持ちには辛いものがあります。
奉仕精神によって出来る事はしてあげたい、頼ってくる人には力を貸してあげたいと思うのですが、海王星も効きすぎていると、どこまでやって上げれば良いのか悩んでしまう、そして断る事に罪悪感すら感じてしまう方も多いのです。
木星型の人はエゴを出せないので、火星型の人に比べ主張する力が弱いです。
ハッキリ自己主張しない人は良く言えばミステリアスだけれど、悪く言えば正体不明となり、誤解も受けやすくなってしまう。
なので火星の力が弱いと感じている人は、意識的にでも自分の主張をハッキリ出し、断ってもOKな自分にならなければならないと思っています。


木星は宗教や聖職者や神殿を表し、神に近い所を受け持つ星ですが、全てを受容した上で天に采配を委ねる事が出来る人、自分を神に明け渡す事で得られる安らかな感じ、誠実で正直に生きる安心感は、木星がもたらす精神的な恩恵と思います。
利他的な精神からは幸せが生まれる、とも言われますが、これは木星の精神。
自己中心的ではなく、相手も自分の様に考える、ユーモアの精神を持って、相手を赦すと言う事を知っている。
公的であって、自分だけの利益を求めないのは木星的な性質なのです。
スピリチュアル的な観点から言っても、この様な生き方をすれば神から愛されるタイプとなり、
だからこそ、木星は厚い加護によって幸運を授けてくれる星と言われる所以なのではないかと思っています。

本筋から逸れてしまいましたが話を戻しますと、木星は、その人が思う善きものや良心、寛大な心の中で否定や排除をせず、異なる意見の人と共に歩んでいく働き。
安全な形を取りながら社会全体で発展して行こうとするのが木星の世界です。

火星は、人とは違う意見、技術を武器に、他者との差を作り出し、抜きん出る事で厳しい競争に勝ち抜きたいと考えます。
また、トラブルや失敗にも怯まずにチャレンジしたい、策略と野心を持って、積極的に開拓する気概に溢れているのです。

こう考えてみると、火星は民間企業タイプ、常に他社との競争にさらされている方が能力を発揮できます。
企業が存続するためには利益を追求しなければならない、手を変え品を変え、新しい商品、新しいサービス、アイデアを生み出し続けなければなりません。
さらに発想の転換をし、他業種ともダイナミックに関わりながら、時代の流れにあった進化を図り続ける必要があるのです。
切込み的に開拓するフロンティア精神、これは火星の性質にぴったりです。

木星は、競争して上を目指すという考えではなく、自分自身の向上を目指し努力した結果、自然と地位が上がるイメージです。
公務員の世界は、全体の奉仕者であり一部の奉仕者ではありません。
市民生活に必要な部分を執り行い、全体の公正の立場を取らなければなりません。
異動が定期的に行われるのは、独自のやり方が根付いて、その人にしかできない仕事となってしまう事を防ぐため。
職員はただのコマになりきる事が必要で、逆に誰がやっても同じ様に出来なければ困ってしまうのです。
そのため個性や自我を押し出し過ぎず、意見が異なる人がいても決められた事を決められた様に前例踏襲で行う必要が出てきます。

自分の主張をグイグイ押し出す火星と、受容性が高く周囲の意向を否定しない木星の性質の違いは、対になっていると考えるといいです。
火星は、実力主義、成果主義、頑張れば頑張った分だけ報われるような社会に賛同すると思いますし、木星は、理想主義的に他者との共存を図る事を大事にします。
木星と火星は常に両輪のバランス、どちらかに偏っても健全性を失うでしょう。
実際の社会でも、民間企業が経済活動を行う事で豊かな社会が実現し、公的なサービスや福祉も回っているのです。

火星が強い人が公務員になると、突出した個性や主張を展開できず、不満が溜まるかも知れません。
自分を強く主張しない木星型の人が民間企業に入れば、厳しい競争から落ちこぼれてしまうかも知れません。
大切なのは、どういった気持ちがあれば頑張れるか、例えば人と競争する事でなのか、それとも人の為になる事を考えながら、穏やかに目的を遂行する方が頑張れるのか、自分に合った環境を探す事で、能力をより発揮しやすく、葛藤せずに働く事が出来るのだと思います。


武者小路実篤が作った、調和的社会の実現を目指した理想郷、「新しき村」の門柱に書かれた言葉

>この門に入るものは、自己と他人の生命を尊重しなければならない<

武者小路実篤は、太陽、海王星、金星合に木星が90度、その他にも木星は冥王星90度、土星と60度を持っています。
やはり星は物語っていると実感します。




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